キャラ紹介(“ちゃったふたり”シリーズ)

※ネタバレを大量に含むキャラ紹介ページです。本編はCOMEEで公開中です。

主人公

宇野ひめる(うのひめる)

宇野ひめる(魔法少女).jpg 宇野ひめる(中学生).jpg
右の画像の黒髪の姿が本来の姿。
異世界では高森が現在熱烈にハマっている「魔法少女のメルちゃん」の髪の色と衣装になった。
顔まで似ているかは不明。

幼い頃事故に遭い、身体がすくんでしまった経験を
「自分は冷たい人間だ」と勘違いしている。
勘違いをまだ自覚していない。

ツッコミの激しい性格だが、実は女子の友達にはそこまで激しくない。
「平穏な日常」に憧れているが、
物語の主人公なので、当然、トラブルに巻き込まれやすい体質ということである。


下の名前の「ひめる」は「姫」と「秘め」をかけています。

メルちゃんはラノベの主人公だがゲームにも出演しているらしいです。
MP(魔力)の使用量に上限が無いのでいわゆる「魔法連発」とか「大魔法の使用」が可能なのですが
「使用量に上限が無い」だけでMP総量に上限はあるので、MP切れを起こすと気絶します。
くたびれて寝ちゃうイメージです。
最初はRPGコスチュームの女の子を使おうと思っていましたが、
思っていたイメージが夏制服の赤色の方が近かったのでそちらを採用。


ゲームでのスペックは
特殊能力:MP使用上限なし 炎の色が青い
Aボタン:ビンタ
Aボタン連打:往復ビンタ
Aボタン+スティック入力:跳び蹴り
Bボタン:炎魔法
Bボタン+スティック横入力:火炎放射
Bボタン+スティック上入力:花火
Bボタン+スティック下入力:麻痺魔法(パラライズ)
AB同時押し中にスティックを時計回りさせる:禁呪発動

禁呪の内容:周囲の空間を爆発で消滅させる。


高森洋人(たかもりひろと)

高森洋人(SP).jpg 高森洋人(中学生).jpg
彼も右の画像が本来の姿だが、金髪。
あんまりにも暇な日常だったので夏休みデビューしてしまったらしい。
それでも周囲の反応は薄かったとか。
勘は鋭い方だが、活用する機会が無いので実生活では地味スキル。
異世界ではめっちゃ便利。


異世界ではひめるの憧れの対象「SP」の姿になった。
が、SPは実はネクタイをしない。
コミPo!標準収録の背広にするかどうか散々迷いましたが
ドラマ「SP」ではネクタイを締めていると知ったので
「じゃああってもいいや」と思ってビジュアル優先に。
ひめるは某ドラマを見たことになっていますが、
実は私自身はあらすじぐらいしか知らなかったりします。

現実に存在する職業なので、身体能力が飛躍的に上がっただけです。
現実世界に戻ってから誰かと喧嘩したら、恐らくフルボッコにされることでしょう。


翠の姫の勢力

校長先生

校長先生.jpg
城鳩中学校の校長。
元・鴉。現在の活動は諜報がメイン。祖父の代わりに孫が鴉をやっている。
鴉をやめた理由は「地球で素敵な女性を見つけたから」。
その人にはフられてしまったが、
熱烈にアタックし続ける一途な姿を見た物好きな女性が彼に恋してしまったので
結局地球人と結婚した。
地球人にとってはスパイ。
地球の空気に馴染んでいるので肉体は地球人のように歳を重ねているが、寿命では死ねない。
地球人の寿命を大幅に超える年齢になった時どうするか、結構本気で悩んでいる。


自分の住む環境のことを気に入っていますが、
「来るときが来てしまったら」迷わず姫の元へと戻るでしょう。
服に黒が入っているのは鴉だったから…というどうでもいい裏ネタ付き。


鴉山(からすやま)

鴉山.jpg
最初に登場する『鴉』。
瞳の色が他のふたりと違うのは「地球人のクォーター」であるため。
口数が少なく、言い回しも不器用だが
もっと不器用なキャラがいるので何故か普通に見える。
使用武器は「スタンバトン」。戦闘スタイルはヒットアンドアウェイ。
まともに戦うと一撃入れられた後すぐに逃げられるので相当うざいはずです。
スタンバトンの電圧は『鴉としての能力』依存。
本人曰く「防御はほとんど鍛えていない」。
実際には防げないわけでは無く、長期戦に向いていないだけ。
地球人の血が4分の1も混ざっているので、
姫に直接選ばれ力を与えられた純粋な『鴉』に劣るのはどうしようもない。


持っているのはビジネスアイテムの「指示棒」ですが、
作者がスタンバトンだと言い張れば指示棒もスタンバトンになるのです。たぶん。
最初はRPGコスチュームの「ブラック」を着せようと思っていましたが、
他のキャラがカジュアルなのでそちらに合わせました。


鴉女(からすめ)

鴉女.jpg
2人目の『鴉』。
話し方が片言になっているのは、元が人間ではなかっため。
他の姫が滅ぼした他の世界では鳥だったが、彼女だけが生き残った。
仲間と共に滅亡することさえ許されなかった彼女に手を差し伸べたのが『翠の姫』である。
使用武器は無く、姫に与えられた肉体を極限まで鍛えている。


高森は最初「ひめるたん萌え~」と叫びまくっていたのですが
あまりにも鬱陶しかったので敵に彼の「萌えキャラ」を投入することにしました。


鴉尾(からすお)

鴉尾.jpg
3人目の『鴉』。
あることないことベラベラしゃべるうるさい男。
性格がヒネているので姫からも仲間からも少し距離を取られている。
その距離感を彼はとても気に入っている。
使用武器は「ナイフ」。至近距離なら銃より速いから好きなのだとか。
お喋りな性格が災いして戦闘特技を披露する機会は無かった。

かつては文明の存在する世界で暮らしていた。
父は異端の研究者、マッドサイエンティスト。
母は優しかったような記憶があるが、幼い頃に亡くしたため、よく覚えていない。
その後、父親には放置されて育った。
ある日、父親はとうとう自身の異常な実験により自滅した。
彼は親戚に引き取られ、とある残虐な事件を起こす。
そして彼は、自分に流れる父親と同じ『異常な血』に気づいた。

研究の末に異空間の存在を知り、乗っ取って自分のおもちゃにしようと思ったのだが、
仲裁に入った『翠の姫』に激しく叱られ、その後に引き取られた。
姫や他の鴉たちとの距離感は、父親との距離よりは非常に近いが、
最初に自分を引き取った親戚よりはずっと遠い。

お喋りなのは「おもちゃを手に入れやすいから」らしいが
その真相は深く聞かないのが正解だろう。おそらくは。

落ち込んでいるときのひめるにはちょっと惹かれていたらしいが、
彼にとってひめるは「そうは言っても所詮、身内を巻き込めない甘い子」である。
事実、彼は一度鴉女もろとも高森を倒してしまおうとしていた。


私の作品に必ず登場する「お調子者」。今回はちょっとワル。
見方によってはちょっとどころではないワル。もしかしなくても極悪人。
最初は鴉山と組んで高森に襲いかかってくる
相当面倒な敵という設定でしたが、
鴉女戦で今の私のコミPo!スキルでは、あれ以上の戦闘は単調な絵面になると感じたので
戦闘での出番は保留になりました。
ひめるの『話し相手』は地球人クォーターの鴉山のはずだったのですが
考え方を変えればむしろ鴉尾の方が向いているなと思い、変更。
その結果、浮いた鴉山の「謝罪シーン」がものすごく印象的な演出になった。
目立つ割には結局だれかの引き立て役になってしまっている辺りが、
いかにも「私の出すお調子者キャラ」っぽいなぁと思いました。


翠の姫(みどりのひめ)

翠の姫.jpg
地球という世界の監視者。
その世界に存続する価値が無いと彼女が判断すれば、滅ぼすことも可能らしい。
天然ぼけ気味で、マイペース。
ほんの少しだけ人が悪い。
鴉尾を受け入れられる器なんだから、このくらいの歪みで済んでいる方が不思議である。


ひめると最も相性の悪い女性像を追いかけていくと彼女になりました。
おしとやかに見えて、何を考えているか分からず、何をするか分からない。
有害なのか無害なのかはっきりしない。凶器を持っている。

翠の姫に認められるのが「選ばれちゃったふたり」の目標でしたが、
ひめるが彼女を受け入れることこそが、「成長」の姿なのかもしれないと、
作り終わってから思いました。


  • 最終更新:2014-10-08 13:56:25

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